JICについて

ピエール美和

ピエール美和

メキシコ代表

メキシコ

日本とメキシコにルーツを持つピエール・美和は、メキシコ・シティでバイリンガルとして育ちました。慶応義塾ニューヨーク学院に進学し、その後はメキシコ国立自治大学で現代言語の学士号を取得しました。

大学卒業後、美和はメキシコの日系企業で様々な経験を積むことになります。日本の映画制作プロダクションで通訳およびコーディネーターを務めたり、メキシコ・シティのFondo de Culture Económicaから出版される日本語の絵本の編集、スペイン語への翻訳を手がけました。また、KPMG社、アメリカン・エクスプレス社、IBM社、バンコメール- BBV社の幹部を相手に英語講師を務めたこともあります。水資源の保護に長年関心があったことから、2006年から2011年の間、水質浄化および化粧品を専門とする日系化学企業のメキシコ支店社長を務めました。彼女はこの間にメキシコで2件の特許を登録したほか、国内外の会議において発表を行っています。

同時に自身が得たビジネスおよび文化面での経験を活かすべく、美和はメキシコにおいて3か国語を話す通訳者として活動を始めました。依頼者に言葉だけではなく、文化の違いも含めて理解してもらうのが彼女のモットーです。これまでの10年間、日本語、スペイン語、英語の能力を活かし、ホンダ、NHK、JICA、JETROなど、多くの国際的な日本およびメキシコの企業や政府機関を顧客に、通訳者・翻訳者として活躍しています。