JICについて

ティム・キーレイ

ティム・キーレイ

講師

福岡 – 日本

国際マネジメントの専門家である米国生まれのティム・キーレイは、人生の大半を国外での研究と就労に費やしてきました。University of Florida在学中は、1年間コロンビアのUniversidad de Los Andesに留学し、さらに6ヶ月間スイスのジュネーブにおいて国連研究プログラムに参加しました。1978年に学士号を取得した後は、ポーランドそして 日本で研究に携わり、その後米国に帰国してUniversity of South Carolinaにおいて国際ビジネスの修士号を取得しました。また修士プログラムの一環として、アメリカ大手製紙会社Westvacoの東京支店におい て、市場開発マネージャーを一年間務めました。

修士号を取得すると同時に、General Electric(GE)社に引き抜かれ、日本の自動車業界に対するマーケティング・マネージャーを務めました。この職務において、数多くの大手日系自動 車会社や部品製造会社の重役や上級役員との商談をこなし、GEの発展に貢献しました。1991年にGEを退社した後、九州産業大学で国際マネジメントを教 えるために再来日し、現在は同大学の教授を務めています。また1996年には、サバティカル中にオーストラリアのブリズベーンにあるQueensland University of Technologyにて、国際人材管理の博士号を取得しました。

タイのChulalongkorn Universityの非常勤教授も務め、大学院ではネゴシエーションを、学部ではアジア・ビジネス・マネジメントを教えています。また、Tulane大 学の上海校及び台北校のEMBAプログラムではネゴシエーションを、Temple大学東京校のEMBAプログラムでは人材戦略を教えた経験もあります。日 本およびアメリカの大手多国籍企業の企業内教育にも頻繁に携わっており、異文化マネジメント、リーダーシップ、人材マネジメントなどを専門としています。

また、語学にも堪能で、日本語を初めとして、中国語、タイ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語、ポーランド語、そしてロシア語に流暢です。

International Human Resource Management in Japanese Firms: Their Greatest Challenge』(英語)、『日系企業の文化と人事管理:タイの日系企業で働く 』(タイ語)の著者でもあります。