JICについて

マリアン・モヤ

マリアン・モヤ

コンサルタント

ブエノスアイレス – アルゼンチン

立教大学でメディア社会学の修士号と社会学の博士号を、そしてブエノスアイレス大学で文化人類学の修士号を取得したマリアンは、組織文化、消費者や社内業務のエスノグラフィー、文化的ダイバーシティ、異文化コミュニケーション、そしてソーシャルメディアなどについての広範囲にわたる理論的かつ実践的な経験を持っています。

アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれた彼女は、およそ10年間日本で(大阪と東京)生活したことがあります。日本滞在中は、日産自動車、三菱自動車、住友商事、トヨタ自動車、日本国鉄などの大手企業において、言語と文化のコンサルタントとして活躍し、日本の企業文化に関する深い知識と洞察を習得しました。また上智大学の客員教授として、日本の大衆文化について講義をした経験もあります。

マリアンはブエノスアイレスにあるサンマルティン国立大学の日本学研究センターでディレクターを務めており、大学院生コース「日本文化と社会」のほか、学部生と大学院生レベル向けに、応用人類学(組織の人類学と経営人類学を含む)の教鞭をとっています。また、彼女はカタルーニャ・オープン大学でも教授を務めています。現在の彼女の研究は、日本的なカイゼンモデルをアルゼンチンの産業界に導入する際に立ちはだかる文化的課題について焦点を当てています。

現在はブエノスアイレス大学とオープン大学カタルーニャの教授として、ビジネス人類学を含む応用人類学と社会文化人類学を教えています。また、日本の文化、ラテンアメリカと日本、グローバライゼーションと文化的問題などをテーマにした本や論文を執筆したり、これらのトピックについて世界各地で講義をした経験もあります。英語、スペイン語、日本語、そしてフランス語.を自由に操り、カタロニア語、ポルトガル語、イタリア語の知識もあります。