JICについて

ロッシェル・カップ

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ロッシェル・カップ

社長

東京、シリコンバレー、シカゴ

ロッシェル・カップは、異文化コミュニケーション、人事管理、リーダーシップと組織活性化を専門とする経営コンサルタントです。世界各地で事業展開する日本企業、および日本での事業展開や日本企業との取引があるグローバル企業に対してコンサルテーションを提供しています。世界各地からの参加者を対象とした研修の講師および相談役としての経験も深く、数々の異文化チームビルディングプログラムを実施してきました。また、エグゼクティブコーチとして、日本人や日本人以外の多数のリーダーにコーチングを提供しています。

日本企業へのアドバイザーとして、グローバルな事業展開を効果的に進めるためのコンサルテーション、また、スムーズなマネージメントと人事管理をサポートするとともに、異文化理解研修やチームビルディングなどを手がけています。特に日本企業がシリコンバレー流の経営手法を理解し、自分の企業で活かせるようにカスタマイズすることに注力し、そのプログラムは好評を博しています。 また、日本に子会社、取引先、合弁事業パートナー、サプライヤなどを有するグローバル企業に対しても、日本のビジネス環境に適応するためのコンサルティングを行っています。

ロッシェルは、日本の大手金融機関の東京本社で働いていた頃、日本の企業文化を直接的に体験しました。その後、異文化コミュニケーションに特化したコンサルタントとなり、日本を代表する有数の企業をはじめ、多岐にわたる業界の大小様々な日本企業と幾多もの関係を築いてきました。この経験に裏打ちされた直接的な洞察をセミナーに活かすことで、クライアント企業の取引関係や社内外コミュニケーションを向上させ、仕事に悪影響を及ぼす文化的な誤解を回避できるよう支援しています。

ロッシェルは、多作な著者でもあります。『DX時代の部下マネジメント―「管理」からサーバントリーダーシップへの転換』『英語の品格』、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』をはじめ、日本語で著した書籍は35作を超えます。日米の定期刊行物にも多数寄稿しており、現在、朝日新聞ジャパン・タイムズに連載コラムが掲載されています。

ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングを設立する以前には、米国の国際コンサルティング企業2社で勤務経験があり、日本関連のグローバルなプロジェクトを専門としました。イエール大学で史学を専攻して最優等で卒業し、学士論文は同大学の東アジア研究協議会からウィリアムズ賞を授与されました。また、シカゴ大学ビジネススクールでMBA(経営学修士)を取得しています。

ロッシェルは、日本語の読み書きと会話に堪能で、日本語能力試験のレベル1、日本貿易振興機構(JETRO)ビジネス日本語能力テストのレベルAに合格しています。

現在、世界第5位の損害保険グループであるMS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社とLMS・e-ラーニングを専門にするライトワークス株式会社で社外取締役を努めていま
す。

大学での講師経験も豊富にあり、ノースウエスタン大学では組織行動と起業家精神についてのコースを担当した他、立命館アジア太平洋大学では異文化経営に関する年1回の集中講座を受け持ちました。また、北九州市立大学では、経営戦略、組織行動学、ビジネス・コミュニケーションの講座を担当するとともに、同大学英米文学科のグローバルビジネスプログラム設立に関わりました。ビジネス・ブレークスルー大学のグローバル・リーダーシップ・コースで教鞭を取った経験もあります。現在は、昭和女子大学グローバルビジネス学部のビジネスデザイン学科の客員教授を努めています。

このほか、現在、ジャパン・ソサエティ・オブ・ノーザン・カリフォルニアの執行取締役員として活躍しています。過去には6年間セイブルック大学の理事も務めていました。また、米国務省のテックウーマン制度でボランティアメンターを務め、中東、アフリカ、中央アジア出身の若手女性リーダーをサポートしました。現在は500 Global、2080 Ventures、Grow Movement、とStartupbootcamp Scale Osakaでベンチャー企業のメンタリングをしています。

また、書道で準師範を取得したほか、小原流と草月流の生け花、和太鼓、真剣道の剣術を習ったことがあり、日本の趣味も嗜んでいます。