21. シャワー・バス & ビヨンド【コラム:見る前に跳べ】

毎月26日は「風呂の日」です。数字の26がフロと読めるからです。我々日本人は、26日だけでなく一年中毎日お風呂が大好きです。

私はアメリカの義理の両親の家で、お風呂・シャワーの文化について、あまりぱっとしない経験をしています。その朝私はおそらく3番目か4番目にシャワーを浴びたのだと思います。その頃にはお湯がほとんど使い果たされており、シャワーが途中で冷たくなってしまいました。私はひどくショックを受けました。こんなことは日本では絶対に起こりません。どの家にも瞬間給湯器が備わっているからです。お湯がなくなることはありません。

日本のお風呂はお湯がなくならないだけではありません。想像できる限りの数々の機能が備わっています。お好みの温度と水量で予約した時間にお風呂を自動で準備することが出来ます。それから「あと1分でお風呂が沸きます」という音声で、お風呂が準備できたことを知らせてくれます。どんなに長く浸かっていても、温度を一定に保ってくれます。アメリカでこんなお風呂はまだ見たことがありません。

そして、温泉。日本は多数の地殻プレートの上に位置しているため、温泉がたくさんあります。地熱で温められた温泉はミネラルも豊富です。遠い昔から、日本人は温泉に浸かって健康を維持してきました。

もう一つ面白いのは銭湯です。まだお風呂が各家屋に普及していなかった頃、人々は銭湯で身体を洗い、お湯に浸かり、交流を深めました。銭湯には大抵大きな湯船があり、その背景には大きな富士山の絵が描かれていました。銭湯の数は激減しましたが、スパのような体験ができる、新しいタイプのスーパー銭湯とよばれるものが登場しています。

この文章を書きながら、私は癒しのお湯に浸かることを夢見ています。温泉でもスーパー銭湯でも、母の家の湯船でも、何でも構いません。そしてお風呂あがりには、左手を腰にしっかりあてながら冷たい牛乳を瓶からゴクゴク飲まないといけません。何故って、それが日本人のすることなので。

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