2017年12月31日 ジャ パン・インターカルチュラル・コンサルティング社からの新年挨拶
おかげさまでジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングは昨年も多忙な一年を過ごすことができました。変わらぬご厚情をいただき、異文化トレーニングとコンサルティングを通じて皆様の事業をお手伝いする機会をいただきましたことに、心よりお礼を申しあげます。
日本企業で働く外国人社員や日本人の顧客、パートナー、投資家とかかわる外国人を対象とした弊社のセミナー「日本人と上手に働く方法」に対し、引き続き多くの引き合いをいただいています。また、多数の文化にわたる「グローバルに上手に働く方法」のコースを希望されるクライアントも多数見受けられます。さらに、教室形式のセミナーのコンテンツを補足するオンラインのセミナーに対しても、高い関心が寄せられるようになりました。
性的な不品行のニュースが次々と明るみに出ているのを受け、弊社の「セクシャル・ハラスメントと差別を防ぐ方法」のトレーニングプログラムも、これまで以上に大きな需要を見るようになりました。そこで弊社では、このトピックに関する日本語のオンライン学習プログラムを導入して、米国駐在や米国出張をする日本人の準備に役立てています。
また昨年は、異文化チームのコミュニケーションを向上し行動計画を策定するためのチームビルディングのセミナーも多数開催しました。さらに、社員のエンゲージメントや定着率の向上といった具体的な課題に対応する人事コンサルティングのプロジェクトも手がけました。
私自身は、昨年、かなりの時間を日本で過ごしました。マイクロソフトと協力して、「アジャイル」や「デブオプス」の開発アプローチを導入しやすい企業文化を醸成するための取り組みを複数の企業で展開しました。また、東京本社のクライアント企業で「異文化マネジメント」についての特別セミナーをシリーズで開催し、主な管理職者300人以上にトレーニングを提供しました。
執筆活動にも精力的に取り組み、昨年は日本で2冊の書籍を上梓しました。そのひとつ『英語の品格』は、売れ行きが非常に好調で、すでに第6刷に入っています。もうひとつは『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』です。また、日経産業新聞の連載コラムを新しくスタートしたほか、朝日新聞、ニューズウィーク日本版のウェブサイト、帝国データバンクの「ビジネス最前線」の連載も継続しました。さらに、英語の記事では、BBCキャピタルへの寄稿で日本の働き方改革について解説しました。
2018年も多忙な始まりとなっています。早速、東京へ出張し、Regional Scrum Gathering Tokyoのコンファレンスで「サーバント・リーダーシップ」についてプレゼンするほか、クライアント2社の経営幹部を対象にチェンジ・マネジメントについてのワークショップを行う予定です。
旧年中に賜りましたご支援とご厚情に謹んでお礼を申しあげるとともに、本年も変わらぬご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。皆様にとって2018年がすばらしい一年になりますように。
ロッシェル・カップ
社長
ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング
2018年1月1日
ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングは、日本とのビジネスに焦点を当てた国際トレーニングとコンサルティングを提供しています。多文化環境の職場におけるコミュニケーションと人間関係の向上を図ることにより、収益増大、社員の士気向上を支援いたします。事業目標を達成するうえでの一助として、弊社のサービスをぜひご活用ください。www.japanintercultural.com