アダム・コミサロフ
講師
東京 – 日本
東京 – 日本
アダム・コミサロフは慶應義塾大学文学部で異文化コミュニケーションを教えています。また慶応義塾ビジネススクールのエグゼクティブプログラムおよび大学院プログラムではグローバルマネジメントを教えていました。彼は国際異文化研究アカデミーの元会長およびフェローであり、オックスフォード大学で客員研究員として2度の特別研究期間を過ごしました(2012-13年および2022-23年)。バイリンガル(日本語と英語)異文化トレーナー兼コンサルタントとして、1997 年以来、米国、日本、東南アジア、オーストラリア、ヨーロッパの大企業や政府機関を対象に数多くのワークショップを実施してきました。効果的な異文化コミュニケーション戦略、アサーティブコミュニケーション、プレゼンテーションテクニック、生産性の高い多文化チームの構築などのトピックについて、経営幹部から新入社員まで何千人もの参加者をトレーニングしてきました。
コミサロフ博士は、講演者として広く知られ、15カ国で数百回に及ぶ招待講演やワークショップを行っています。異文化コミュニケーションと文化変容に関する50冊以上の出版物と4冊の著書があり、受賞歴のある『On the Front Lines of Forging a Global Society: Japanese and American Coworkers in Japan』(2011年)や、最新作の『The SAGE Handbook of Intercultural Communication』(2025年)もその一つです。長年にわたりビジネスパーソンへのインタビューやアンケート調査を実施し、職場における良好な異文化コミュニケーションと多文化チームの有効性を高めるために最も効果的な方法を分析してきました。
コミサロフ博士は、米国ブラウン大学で学士号、アンティオキア大学で異文化コミュニケーションの修士号、国際基督教大学(ICU)で公共行政学の博士号(ビジネスにおける異文化コミュニケーションを専門とする)を取得しました。日本語能力検定1級に合格し、米国で日本語教師の資格を取得しました。また、ロータリー国際親善奨学生として慶応義塾大学で上級日本研究プログラムを修了しています。