SmartTutor VR English learning

英会話の学習時、ドラえもんの「どこでもドア」があれば、一瞬で海外出張に行き、外国人との会議やプレゼンのステージに立つことで、もっとリアリティを持って英語を学べるのに。日本語環境にいるかぎり、上達していく感じがしない。そんなことを考えた経験はないでしょうか?

恥ずかしながら筆者も、英会話の上達が足踏みする原因を「リアルなシチュエーション不足」のせいにしてきた1人です。

そんなある日、「英会話のリアリティ不足」を圧倒的なテクノロジーで解決するという、AI(人工知能)×VR(仮想現実)を使った英会話サービス「「Smart Tutor」 (スマート・チューター)」を紹介されました。今回、体験利用してみましたので、「未来が自宅にやってきた」と衝撃を受けた使用感、良かった点、使い方の工夫が必要な点などをこちらにまとめてみたいと思います。

1  VRゴーグルを装着して英会話をスタート

まず、申し込みをすると「Smart Tutor」 (スマート・チューター)の利用に必要なVRゴーグル(これは無料で貸し出されます)が自宅に送られてきました。人生で初めてVRゴーグルを使って学習することになった筆者は、箱を開けた瞬間、ワクワクしながらも「私に設定できるのか…」と不安に駆られました。

有難いことに、ちょうどギア到着のタイミングを見計らって、PlusOne社の方が1対1でオンラインで使い方のオリエンテーションをしてくれました。この親身なオリエンテーションのおかげでスムーズに各種設定を済ませ、利用を開始することができました。最新のテクノロジーを謳っているるだけに、全部チャットbotで説明されたらどうしようと心配していたのですが、ここは人間が寄り添ってくれるサービスがあり嬉しかったです。

2 プログラムが充実(新しい話題も次々に追加される)

今回体験したのは、新製品紹介の会議出席のための海外出張、2020東京オリンピックを題材にしたディナーの席でのスモールトーク、人材採用のための会議参加、というシナリオでした。学習する英語のレベルですが、使用開始後すぐにレベルチェックが行われ、筆者のレベルに合わせたプログラムが提案されました。また、フリートークの練習もできるよう、新しい話題が次々とプログラムに追加されていくそうです。

ところで、VRゴーグルをつけてプログラムを開始すると、まさに筆者ががいたのは米国ドラマ「Suits」の舞台のような海外の素敵なオフィス。そして、そこには多国籍で優秀そうなアバターが何人(何体?)もいて、彼らを相手に英会話のトレーニングがスタートしました。

リーディング、シャドーイング、日本語から英語への翻訳、会話力のチェックなど、短時間で総合的に英語コミュニケーション力を向上できるよう、プログラムは練り上げられています。

また、短時間でいろいろな英語アクセントに触れられるのも「Smart Tutor」 (スマート・チューター)の強みです。英会話スクールだと、生徒が触れる英語のアクセントは、当日の講師の出身国一か国だけですが、リアルなビジネスでは、一回のミーティングに多様な英語を話す人が参加しているケースも多々あります。ヴァーチャルな世界の中ではありますが、リアリティのあるシチュエーションが繰り広げられているので、場数を踏むリハーサルができます。

「Smart Tutor」 (スマート・チューター)では、AI(人工知能)×VR(仮想現実)を利用していて、いわゆる「紙のテキスト」を使うことはなく、スクリプトや、日本語訳が空中に浮かび表示されます。自分が英語を発話した後は、関連キーワードの入り具合で、正確性が図られ、また、声の抑揚や、発話のスピード、アバターとのアイコンタクトの頻度まで評価され、コミュニケーション力のアップに役立つ具体的なフィードバックが行われます。

英会話スクールの講師は、生徒との人間関係に配慮したり、また一人一人の講師の力量によって、このようなすべての要素をフィードバックをしてくれるとは限りませんが、「Smart Tutor」 (スマート・チューター)では、忖度なくしっかり修正すべき点を教えてくれるのがありがたかったです。

3 開発チームが超一流

今回、利用に当たって、「株式会社プラスワン・ジャパン」の開発チームからお話を伺うことができました。長年英会話教育に携わってこられたカリスマ講師、世界最先端のITエンジニア、グローバルビジネスやコンサルティングの経験豊富なメンバーなど、多様なバックグラウンドをもつ超一流のチームが熱いパッションで開発に当たっていることを知り、感動しました。

ちなみに、筆者が日本支店代表を務めるJICでは、創業社長のロッシェル・カップが、異文化理解をベースに、特に日本人にトレーニングが必要なシチュエーションのシナリオ、プログラム開発に協力しています。JICの異文化理解研修を受けた後、バーチャルに異文化ビジネスを体験したい方、異文化理解をベースに英語力を向上させたい方には、この AI(人工知能)×VR(仮想現実)英会話の「Smart Tutor」 (スマート・チューター)は特におすすめのサービスです!

4 学習時間は自由、予約不要、いつでもどこでも学べる

バーチャル海外経験は、いつでもどこでもできます。 筆者は、今回のトライアル利用開始当初は、仕事の延長線上でパソコン用デスクに座ってやっていましたが、どうしても仕事モードに入ってしまうのが悩みでした。それならと、リビングのソファに移り、やってみました。リラックスしながらもVRの世界に没頭できて、それ以降ソファが学習の定位置になりました。

リモコンをのボタンを押すときに時々手を動かすので、周囲にぶつかるものがない場所であれば、どこでも学習可能です。

もちろん、自宅でなくても、VRゴーグルさえ持っていれば、いつでもどこでも英会話学習ができます。レッスン予約の必要もありませんので、思い立った時やスキマ時間にすぐ学習でき、自然と学習時間が確保できます。今回、思いがけず「未来の学び方」を手にした実感を得て、心が躍りました。

5 オプションで 学習アドバイザー

今回筆者は、最初のオリエンテーションの後は自分のスケジュールに合わせて試してみましたが、オプション料金をつけると、月に一回、学習アドバイザーの方からのアドバイスセッションや、さらにネイティブ講師(リアルな人間)から学んだ内容をチェックしてもらう時間もつけることができます。リアルライフですぐにネイティブと話す機会のない方や、より正確な英語を目指してネイティブからの指導を受けたい方は、こちらのサービスをつけるのもおすすめです。

6 気をつけたい事

今回10日間のトライアル利用を通じて、より効果を出すために気づいたことがあります。

まず、利用時間ですが、朝イチが圧倒的にお勧めです。しっかり睡眠をとった後のスッキリした頭と、学習の障害となる予定がない朝の時間帯は、よりVRの世界に没入できる条件が整っています。一方、これは私の個人的な印象かもしれませんが、夜遅い時間に使うと脳への刺激が強かったのか、夜眠るまで時間がかかったことがありました。開発チームも朝の利用を勧めているようです。うまく時間を見つけて、ぜひ朝の時間に学習が定着できると、効果的だと思います!

デジタルネイティブでない世代に属する筆者は、バーチャル空間での学習だけで記憶に定着するのか不安になったことがありました。

そこで、仕事や家事の合間に、覚えた表現を何度か口に出してみるようにしました。このひと手間を加えると、しっかり記憶に定着するのを実感するようになりました。

VRゴーグルをつけていない時に、脳内で何度か学習内容を復習するだけで効果が高まるように感じます。また、特に忘れたくない表現は、手書きでメモに残してみるのもお勧めです。五感を使うことで、VRとリアルな身体感覚がつながるような体験ができます。ぜひ、ヴァーチャル空間での学びを定着させたい方はこんな方法も試してみてください。

7 まとめ

VRゴーグルをつけて、ヴァーチャル空間で英会話をトレーニングする経験は、「未来が自宅にやってきた」を実感するワクワクする経験です。特に、コロナの世界的な感染拡大により、海外出張や海外赴任の機会が制限されている今だからこそ、海外ビジネスのシミュレーションができるAI(人工知能)×VR(仮想現実)英会話は最強の学習ツールです!ステイホーム時間が長いこの機会に、ビジネス英語力のブラッシュアップを図ってはいかがでしょう?

★最初の10日間は無料で体験できます。

また「ROCHELLE」というコードを入力すると、最初の一ヶ月は受講料が割引になります。こちらをクリックしてください。

法人ユーザーとして自社の社員向けにスマート・チューターのサービスを希望される方は、こちらをクリックしてください。

筆者について:

中野敬子。JIC日本支店代表。生まれも育ちも日本といういわゆる「純ジャパ」。日本の大学に入学後、初めて英会話に触れる。その後、大学院留学や、英語が必須の海外業務、米国での職場経験を通じ、英語コミュニケーション力を常に向上する必要に迫られ、中断を繰り返しながらも英会話の学習を継続。今後は最新のテクノロジーを使った学習法もどんどん取り入れ学びを加速していく予定。

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