アンドリュー・ホルバート
コンサルタント
バンクーバー、カナダ
バンクーバー、カナダ
ジャーナリスト転じて学者のアンドリューは、言語と文化の境界にまたがる生活と仕事に対する生涯変わらない嗜好を育んできました。AP通信、サウザム・ニュース・オブ・カナダ、ロサンゼルス・タイムズ紙、英国インディペンデント紙、及び米国公共ラジオ放送の東京在住特派員としての数十年に渡るキャリアにおいて、アンドリューはアジア太平洋の20数カ所に及ぶ国と地域から報道を行ってきました。
1999年から2005年にかけて、アンドリューはアジア財団日本代表として、移民に関するシンポジウム、少数民族の扱い、職場における女性の役割、及びその他のアジアにおける政策関連トピックを企画してきました。2008年から2013年には、京都でスタンフォード大学の海外留学プログラムのディレクターとして、日本の近代史と日本語から英語への翻訳の教鞭をとっています。その後バンクーバーに戻った2022年まで、城西国際大学において交換留学生に日本に関する講座を教えていました。
アンドリューは、サイモン・フレーザー大学デビッド・ラム異文化言語コミュニケーション・センター、スタンフォード大学東アジア研究センター、及びワシントンDC国立外国語センターでの客員研究員となっています。日本語を母国語としない人々による日本語学習の人気の高まりに関するスタンフォードでの彼の研究は、安倍晋太郎フェローシップから資金提供を受けています。
アンドリューは、諮問委員会の顧問として国際交流基金に対して海外における日本語教育に関するアドバイスを行い、また笹川平和財団に対して中欧基金運営委員会の一員として中欧諸国との交流についてアドバイスを行っています。彼のラジオドキュメンタリー「Japanese Language: Bridge or Barrier」はビジネス・レポーティング部門でアメリカ海外記者クラブから優秀賞を受賞しました。彼の言語学習に関する著名な書籍には、「Japanese Beyond Words(言葉にならない日本語)」(ストーンブリッジ・プレス)があり、また日本人作家安部工房の作品も翻訳しています。彼はブリティッシュ・コロンビア大学からアジア研究の学士号と修士号を取得しています。