梯 慶太

梯 慶太

シニア・コンサルタント

東京 – 日本

梯慶太は、日本、欧米、中国・マレーシア・ベトナム・インドといったアジア地域での製造・オペレーションにおける広範なビジネスマネジメント経験を持つ、バイリンガルの経営人事コンサルタントです。世界最大の硝子製造会社の一つで、20ヶ国にオペレーションを持ち、従業員数は20,000名を超える日本板硝子株式会社で数々の上級マネジメントポジションを経験した後、2020年に人事・経営コンサルタントとして独立、東証一部上場の食品会社、国内医療法人、欧米系グローバル企業等へのコンサルティングのほか、複数の人事関連の研究所でシニアコンサルタントとして活躍しています。

梯が提供するコンサルティング分野は、パーパス・バリュー・コンピテンシー、報酬・人事考課・昇給の仕組み、幹部人材の採用面談、外資系企業の日本人ローカル社員への条件オファー、マネジメント層へのフィードバック研修、就業規則改訂など多岐に渡っています。

日本板硝子株式会社では最初の14年間は主に国内の労務・人事業務に従事し、米国・英国へのトータル8年間の駐在勤務を経て2006年の英国上場企業ピルキントン社の買収に参画。組織統合を終え2011年に執行役員に就任した後は、英国人やブラジル人CHROの下、文化的に多様なチームを率いて、報酬、人材開発・タレントマネジメントといったCenter of Excellence職やアジア地域全体を統括する人事統括ダイレクターに就任しました。2017年からはグループ全体のインクルージョン&ダイバーシティ委員会を一から立ち上げ、議長としてグループ内のDE&I施策を推進しました。

日本板硝子在職中から外部でのHRネットワーク活動にも積極的で、同志社大学グローバルMBAでのゲスト講師や組織学会年次大会での講演などグローバル企業の買収やタレントマネジメントに関する外部講演は40回を超え、また労務行政研究所・PWC・リクルート社・CELM社等が発行する専門誌や冊子にインタビューが掲載されました。

2018年には日本能率協会のHR Leaders Nextのアドバイザリーボードメンバーに就任、将来のHRリーダーの育成に尽力しました。2020年には経済産業省の「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」委員として所謂「人材版伊藤レポート」の作成に参画しました。2021年には社会情報大学院大学で実務家教員養成課程を修了、また日欧産業協力センターへ欧州中小企業の日本への駐在派遣に関する共同論文を提供し、同テーマにてウエッビナーを開催しました。