
2025年4月27日 【コラム:幸せになろうよ – Build a more joyful life】
日本ではコーチの数が非常に多いと聞いていますが、コーチングはまだ一般的ではないようです。また、コーチングに対して「泣かされる」「怖い」という印象をお持ちの方が多いようです。そこで、安心して読める「コーチングの紹介&ちょっとした問題の解決のヒント」をテーマに、このコラムを始めました。
私のクライアントは、日本人に限らずほとんどがビジネスリーダーやエグゼクティブですが、学生(大学生以上)の人もいます。仕事の問題解決を通して、家庭生活での課題解決へのヒントを得る人もいますし、逆に家庭生活への取り組みから仕事への洞察を得る人もいます。コーチングはその人全体(a whole person)に役立つものですので、仕事と日常生活の両方の場面の話題提供を心がけています。
日本人は「こうでなければいけない」という思いが強く、他の選択肢を想像できない人、想像しても実行を躊躇する人が多く、それが状況の停滞を招き、喜びを感じにくい環境を作ってしまいがちです。生活・仕事全般に喜びがあり、心が穏やかであれば、自然によい判断ができるようになります。そこで、まずは喜びを生活と仕事に呼びこむお手伝いをしたい、というのがこのコラムへの私の思いです。
コーチングは、コンサルティング(答えを提供)やトレーニング(必要と思われる情報や練習を提供)とは違い、クライアントが自分で答えを見つけていく作業をお手伝いする仕事です。そのため、「このときはこうしてください」ではなく、新しい考え方や行動の可能性を探るための質問やツールについて書いています。
下記は、これまでにジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングのウェブサイトに掲載された、本コラムのエッセイへのリンクです。質問や感想などをお寄せいただけると幸いです。
12自分への語りかけ
11叱るとは