ロンドン オリンピック

ロンドンオリンピック 開会式

イギリス人なのに実際私は今まであまりロンドン五輪にたいして盛り上がっていなかった。しかし、金曜日の開会式で涙が出たほど感動しました。
なぜかと言うと、国民のイギリス(エリートのイギリスではなくて)が現れました。
だから、イギリス人ではない方にとって解りづらい面もあったと思います。ちょっと日本人の皆様に役立つ説明をQ&Aの形でやってみます。

Q:帽子のおじさんはだれ?

A:ある米国の記者がAbraham Lincoln?と半分冗談でいってますが、実はIsambard Kingdom Brunelと言う19世紀のイギリスの産業革命の大物です。

Q:なぜBrunelはShakespeareのクオテーションを?

A: 私の一番好きなShakespeareの演劇The Tempestから、Calibanのスピーチです。Calibanはheroではない、monsterrみたいな人物ですけど、ある考えではちょうどShakespeareの17世紀で現れた奴隷労働のsymboll。開会式のテーマでイギリスはmulticultural,またはそのお陰でイギリスではいろんな種類の音楽が栄えたという意味はあるように感じてます。”Be not afeard: the isle is full of noises” – 心配しないで下さい。これから色々な音楽を提供します。開会式でDizzee Rascall, The Beatles, Mike Oldfield, Elgar,The Sex Pistols, Blur, David Bowieなどが演奏されました。

Q:日本では天皇陛下がQueen ElizabethみたいにJames Bondと一緒にちょっとふざけたコントをするなんて考えられないけど?

A:実はイギリスでは今までちょっと考えられないことでした。だからイギリス人はみんなテレビをジロジロ見ながら「うそ、Helen Mirrenでしょう!?」と叫びながらよろこんでいました。やはりせっかくDiamond Jubileeだから、86才だし、ちょっと落ち着いてもいいじゃない、ユーモアありますよ、とお見せしたかったのではないかな。