明けましておめでとうございます。皆さんの今年の抱負は何ですか? 私は今年、Admire the present and hope for the future. 「現在の素晴らしさに感嘆し、未来への希望を抱き続ける」を心がけようと思います。Changing on the Job (Jennifer Garvey Berger著)の中にあった表現です。心に響いたので、借用することにしました。

ストレスの原因になるので、ここ数年、具体的な目標を一年の抱負にしないようにしています。ですが、クリスマスからお正月にかけて、あることが頭から離れませんでした。昨年の夏以降、着々と増えた体重です。太る傾向が出始めたのは、かれこれ十五年前。朝食のパンを麦パンに変え、朝食の卵を抜き、夕方に空腹を感じたらイワシの缶詰を食べるなど、食生活の調整をしてきましたが、とうとうそんなことでは太刀打ちできなくなってしまいました。

原因の一つは、地球温暖化です。去年の夏は暑すぎて、屋外でのテニスがほとんどできませんでした。屋内テニスもヨガも学校の夏休み中はお休みで、あまりの暑さにガーデニングもしなかったので、摂取したカロリーを消費できなかったのだと思います。しかし体重が毎週5百グラムずつ増え続けた原因のすべてを、地球温暖化だけでは説明しきれません。ぽっこり下腹の出た女性の内科医には「そういうものなのよ」と慰められ(?)ましたが、あっさり諦めてよいのかどうか、迷っていました。

そんなときに、たまたま不安症ぎみのクライアントのためにUnwinding Anxietyマインドフルネストレーニング」(Judson Brewer著)を読みました。その中の「自分の行動や体感を好奇心を持って観察する」に感化され、自分の行動と体感に注目していたところ、アメフトやサッカーなどのゲームを家族でテレビ観戦するときに、ポテトチップスを食べすぎてしまう自分に気づきました。胃がもたれてきたなぁと感じつつも、なぜか食べ続けてしまいます。また、息子の友だちのために用意したポテトチップスが余ると、貧乏性のせいで捨てられません。保存料が大量に入っているせいか味がなかなか落ちないので、数日間、ちょこちょこ手が出てしまいます。

なぜ食べ続けてしまうのか? 好奇心を持ってさらに観察したところ、夕方ポテトチップスに手が出るのは塩気が恋しくなるせいだと分かったので、代わりに味噌汁を作って食べることにしました。その結果を観察したところ、味噌汁を食した後の満腹感は快いのです。腹持ちもし、体感もよく、夕食を食べすぎないせいか、数日で2キロほど痩せました。夫が高血圧ぎみなので、ここ数年、我が家の夕食から味噌汁は消えていましたが、私のおやつとして復活することとなりました。

皆さんもご自分の行動や体感を好奇心を持って眺めてみてはいかがですか? 意外な発見や問題解決につながるかもしれませんよ。

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