グローバル・エリート:世界で成功する英語力とビジネス力を身につける方法

【年末年始読書のススメ、その2】成功をおさめたグローバル・リーダーたちの言葉の使い方

今週は、お客様の多くは今年の仕事の総仕上げに忙しくされていることでしょう。落ち着いて静かに読書のできるお正月を楽しみにされている方も多いことと思います。

前回、『グローバル・エリート:世界で成功する英語力とビジネス力を身につける方法』を紹介しましたが、今回はその実践編について知らせしたいと思います。

「日本人はとても micromanagers です!」
「すみませんが、micromanager とは何ですか?」

経営コンサルタントの仕事の一環として、日本企業のためにトレーニングやチームビルディング・セミナーを行うことが多いのですが、そういった場において、アメリカ人と日本人の上記のような会話を頻繁に耳にします。アメリカ人が使う語彙の中には、彼らには明確で、かつ馴染みのある意味を持っているのにもかかわらず、英語が得意という日本人にさえ実際は“本当の意味”を肌で感じることのできないものがたくさんあるようです。その微妙な理解の差によって誤解や摩擦が生じてしまわないかとハラハラさせられることも多々あります。

このように、ビジネスカルチャーや制度の違いなどによって、日本人には理解のしにくい単語や表現が頻繁に使われていることに気づいた私は、それらをまとめて、その正確な意味や使い方をグローバルに活躍する日本人ビジネスマン・ビジネスウーマンにお伝えしたい、と思うようになりました。それがこの本の生まれたきっかけです。

本書、『グローバル エリートのビジネス・キーワード100 成功を収めたリーダーたちの言葉の使い方』、では、ビジネスシーンでよく使われる100のキーワードを選んで、その定義を解説し、実際のビジネスシーンでどのように使われているかを簡明に説明しています。そして、各キーワードごとに、実践に役立つ例文や著名人が過去にそのキーワードを引用した例などを多数紹介しています。

この本を読んでいただければ、ビジネスにおいて重要な意味を持つ英単語を身に付けることができ、かつ、アメリカで広く知られているビジネス戦略やトレンド、制度などに関するコンセプトや、ビジネスリーダーたちがそれをどのように実際のビジネスシーンで引用しているかなどを学ぶことができます。このような意味では、本当に一石二鳥以上の本だと言えるでしょう。少しでも皆様のビジネスの成功のお役に立てれば幸いです。

ご質問、ご感想などございましたら、お気軽にご連絡ください(もちろん、本書以外のことについてでもかまいません!)。

お忙しいところ、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

末筆ながら、皆様のますますのご健勝をお祈りしております。

ロッシェル・カップ

追伸:この本の内容を紹介する動画も作成しました。どうぞご覧ください(こちら)。