2021 Japan Intercultural Consulting

2021年 新年あけましておめでとうございます

世界中の人々にとって2020年が試練の年であったことは言うまでもありません。ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングはこのような状況下で顧客の皆様への支援を一層深めるべく努力して参りました。

ロックダウンが始まる前はオンラインによるセッションに若干の不安がありましたが、バーチャルへの移行は順調に完了し、当社セミナーのインタラクティブな特徴をオンライン環境で再現することに成功、皆様からも非常にポジティブな評価を承っております。当社のダイナミックなチームビルディングセッションも、課題に関するディスカッションやアクションプランの作成も含めて、オンラインでの再現に成功しています。リモートワークがトレーニングやチームビルディングを妨げているという言い訳はもう通用しません!

今年は、管理職が遠方から部下を管理するスキルについて、多くの問い合わせを頂きました。この新しい環境は日本人の管理職にとって大きな変化であるからです。当社では長年にわたって遠隔チームの管理について顧客を支援してきた経験があり、また我々自身も遠隔チームから構成されていることから、この件に関しては多くのアイディアを保持しています。当社はこのトピックに関連したセッションを英語と日本語の両方で提供し、多くの管理職の方々から、新鮮なアイディアに溢れ非常に役立つセッションであると好評を頂いています。

英語と日本語両方で提供している当社のオンライン研修(Eラーニング)プログラムは、各地に分散した社員にトレーニングを提供することを希望する顧客の皆様に最適です。これらのプログラムは個別の購入と同時にライセンス購入による提供も行っています。(「日本ビジネスカルチャーツールキット」及び日本語による「異文化チームと効率的に働く方法」は現在新年セールを開催中です。)

ブラックライヴズマター運動も今年話題となった課題の一つです。ダイバーシティ、インクルージョン、平等に関する職場での取り組みに、多くの皆様が関心を寄せています。その支援のため当社では、フシェ・ステファンをチームに迎え、彼による新しいインターアクティブワークショップ「今日の社会風潮における多様性の受け入れ」を用意しました。このプログラムは日本語と英語の両方で提供が可能です。

当社ではバーチャルリアリティに基づくスマート・チューターとのコラボによる英語学習プログラムも、今年に入って展開を始めました。焦点を当てた分野は、採用活動とチーム管理です。2021年には、バーチャルリアリティを介したセクハラや差別防止、社員のやる気、企業のイノベーションなどを含めた様々な刺激的なコラボを提供する予定です。ご期待ください。

もう一つの重要な出来事として、中野敬子の日本代表就任があります。国際関係、英語学習、及びコーチングの分野における豊富な経験を活かして、中野は就任以来顧客の皆様に最先端のアドバイスを提供しています。

個人的に2020年を振り返ってみると、MS&AD Insurance Group Holdingsの独立取締役に任命されたこと、数年前ベストセラーとなった『英語の品格』の後編である『英語の品格 実践編』が新たに出版されたことが印象に残るイベントでした。サーバントリーダーシップに関連したセミナーも多数提供してきました。現在このトピックの本を執筆中です。また、メンバーシッププログラムである「サーバントリーダーシップ道場」を開始し、参加者との刺激的なディスカッションを楽しんでいます。またボランティア活動の一環として、Startupbootcamp Scale Osakaで日本市場へ進出する海外のスタートアップのメンター、Grow Movementではルワンダの起業家のメンターとなりました。

2021年について確実なことは、我々一人一人が引き続きコロナウイルスと闘い、ニューノーマルに対応していく必要があるということです。ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングの全員が、皆様により一層貢献できることを切に願っております。

皆様にとりまして幸多き一年となりますよう心からお祈り致します。

ロッシェル・カップ 社長