JICについて

小林 正光

小林 正光

コンサルタント

東京 – 日本

小林正光は明治大学商学部商学科卒業後、本田技研工業にて38年間に渡り勤務しました。
本田技研工業在職中は海外に勤務する期間が長く、四カ国、22年に及びました。海外駐在地はイタリア、カナダ、中国、そしてドイツです。それぞれ、欧州、アメリカ大陸、アジアの文化を代表する地域での仕事経験は、異文化理解に強い影響を与えました。

専門領域は経理財務ですが、その領域にとどまらず海外現地法人の社長と共に経営に直接携わってきました。特に将来の収益性シミュレーション、事業計画策定、資本政策、配当政策など経営の根幹をなす領域を得意としています。また退職前の6年間はイギリスおよびドイツの現地法人の社長を務めました。経営数値面のみならず全方位でマネジメントを執行しました。スタッフのモチベーションやパフォーマンスを最大限に引き出すためにも力を注ぎました。その結果、6年間で現地法人の業績を約3割伸ばすことができました。

22年間それぞれの国において外国人スタッフとともに仕事を進めましたが、彼らの言動と日本人社員の間にはギャップがあり、時には赴任者のストレスの原因にもなります。それらの日本人には理解しづらい言動がその国の文化、価値観、習慣にあると気が付き、ビジネスに与える影響に興味を持つようになりました。退職前の数年間には異文化コミュニケーションについて深く学び、調査したり、体験を理論化することに力を注ぎました。

仕事に影響を与える文化・価値観・習慣の違いなど、ビジネスにおける異文化理解や海外現地法人のマネジメントについて赴任予定者、海外ビジネスをする方々、にお役に立てると信じています。