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2023年 新年あけましておめでとうございます

世界中の国々がコロナウイルスと「共存」することを学んでいる中で、日本も再び世界との関わりを深め始めています。そのため、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングのチームは最近、チームビルディングを沢山実施しています。このような機会では、遠方の同僚や、Zoomでしか会ったことのない近くの同僚と再会することができます。また、ファシリテーションの助けを借りて、コミュニケーションを深め、コラボレーションを妨げる障壁にも対処することができます。

さらに、対面でのトレーニングセッションも増えていますが、遠方のグループや短時間のセッションでも、Zoomを使用してコーチングができるのは素晴らしいことです。

また、日本への旅行者数が増加していることから、「効果的な日本出張」や「日本人との効果的なミーティング」のコースへの需要も高まっています。一方で、日本人向けのプレゼンテーションスキルトレーニングにも関心が高まっており、おそらく外国人との会議の準備をしているのではないでしょうか。また、海外赴任をする日本人駐在員向けの赴任前・赴任後トレーニングも増えてきました。

また、DEI(Diversity, Equity and Inclusion)関連の依頼も多く、今年は新たに「アンコンシャス・バイアス・トレーニング」を作成しました。これは、アメリカ向けの講座をそのまま翻訳するのではなく、日本人の参加者に関連する重要な問題に焦点を当てたものです。そのセッションに参加した日本のエグゼクティブが、自身の偏見について有意義な考察を行うのを見るのは嬉しいことです。

サーバントリーダーシップは、引き続き人気のあるテーマで、現在、そのテーマで日本語の本を執筆しています。上記すべての弊社の活動への関与に加え、複数の出版物に連載を書き、日本経済新聞のデジタル版で記事のコメントを続けています。また、500 Global社を通じて、日本市場への参入を目指すグローバルなスタートアップ企業のメンターとしても活動しています。最近の新刊『英語で読む・聞く・理解するウクライナ戦争』では、メンターをしたウクライナ出身の2つのスタートアップ企業について、またゼレンスキー大統領のサーバントリーダーシップについての分析も書いています。(ジョセフ・ナイとフランシス・フクヤマに囲まれて表紙を飾れたのは光栄でした!)

仕事以外では、東京の中心部にある歴史的な緑地でありながら、開発の危機にさらされている神宮外苑を救おうとする活動をしています。私が立ち上げた署名活動は現在、11万人を超えています。そして、Change.org Japanの2022年度チェンジメーカー・アワードの「声をもたない動物・地球のために」部門を受賞することができました。

今年も変わらず応援してくださったクライアントの皆様、パートナー企業、そして友人たちに心から感謝申し上げます。新しい年が皆様にとって良い年でありますように!2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

ロッシェル・カップ 社長