JICについて

橋本彩子

橋本彩子

コンサルタント

メキシコ

彩子は日本、メキシコ、アメリカの文化に関する深い知識と、異文化ファシリテーターとしての豊富な経験を兼ね備えています。東京出身で、1998年に慶応大学で総合政策の学士を取得。メキシコ滞在歴は15年を数え、三ヶ国語を操る通訳として活躍する傍ら、多国籍企業がリーン・マニファクチュアリングやカイゼンを学ぶ際のサポート業務を専門としています。

異文化ビジネスの理解を深めるトレーニングを提供することに加え、メキシコでの事業開発における法務的課題、ローカライゼーション、異文化労働慣行、戦略的な生産工程開発、マーケティング、品質管理、商品販売戦略、治安問題など、幅広い分野を専門としています。現在まで、フリーランスのコンサルタントとして、日本、メキシコ両国のクライアントの様々なプロジェクトを支援してきました。主なクライアントには、Japan International Cooperation Agency (JICA)、Shingijutsu USA、在メキシコ日本大使館領事部などが含まれます 。

1998年から2008年にかけて、メキシコ、グアダラハラ市の法律事務所Rivemexにて、コンサルタント、及びに法律顧問として勤務。また2010年から3年間にわたってJICAのプロジェクトに携わり、チアパス州のコーヒー生産者がリーンやカイゼンの技術を業務に取り入れることを支援し、事業開発のコンサルタントを務めました。同様に、イベロアメリカナ大学と共同で、チアパス州におけるコーヒー生産技術向上のための研究プロジェクトふたつを指揮しました。

また、英語、スペイン語、日本語の公的文書や法廷通訳が可能な、メキシコ合衆国ハリスコ州最高裁判所認可の公認通訳翻訳士でもあります。

母語の日本語はもちろん、スペイン語と英語の筆記読解、及びに会話を流暢にこなし、基礎レベルのフランス語能力も兼ね備えています。