New Year’s Greetings from Japan Intercultural Consulting

2022年 新年あけましておめでとうございます

新型コロナウィルスのパンデミック発生から2年目の年末を迎えた今、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングでは、予測不可能な環境の課題に対処しているお客様が組織の有効性を高めるための支援を続けています。

当社のチームは、バーチャルセッションを相互的で魅力的なものにすることに長けています。また、対面式のセッションでは難しい、離れた拠点で働くチームメンバーを簡単に参加させることが出来る点も多くのお客様に喜ばれています。当社は、リモートで行われるチームビルディングのセッションを効果的に行う方法も考案しました。このように、リモートワークを利用しながら、従業員教育を継続的に行うことができます。

外国人向けの「日本人と効果的に働く方法」セミナーや、日本人向けの「外国人と効果的に働く方法」セミナーは、日本への出入国が途絶えているにもかかわらず、異文化交流が続いている状況の中で、引き続き人気があります。また、特にサーバントリーダーシップをテーマにしたリーダーシップセミナーにも引き続き高い関心が寄せられています。
DEI(多様性、平等性、インクルーション)は今年の大きなテーマであり、この分野への関心やニーズがお客様の中で高まっております。世界中のお客様が、文化的多様性や他の種類の多様性を両方扱うセッションに特に関心を寄せています。米国では、英語と日本語のバイリンガルの資料を使った一連の短いセッションを作成し、潜在的に攻撃的に聞こえてしまう用語、反アジア人的な暴力と憎悪、米国におけるヒスパニック系の多様性、Black Lives Matterなどのトピックに焦点を当てました。日本では、ハラスメント防止セッションへの関心が高く、2022年に施行される新しい規制要件を考慮すると、今後もニーズが高まることが予想されます。セクハラ、マタハラ・パタハラ、パワハラに関する日本の法律を網羅した英語のコースは、他に類を見ないものであり、日本に日本人以外の従業員を派遣しているすべての企業、特に管理職の方々にぜひお勧めしたいと思います。

最近、当社はお客様の要望にカスタマイズした形でのセミナーなどについての要望も多く受けています。例えば、日本の職場でのDEI問題を扱うeラーニング用シナリオの執筆、世界的な大手研修会社の主力商品の日本向けローカライズ、世界メンタルヘルスデーのためのバイリンガル・ワークショップの作成、日本の組織で働く外国人女性のための特別セミナーの開発などがあります。日本のビジネス文化への深い理解と優れた語学力を必要とする固有の課題をお持ちの方は、ぜひ私たちにご相談ください。

私に関するニュースとしては、今年、MS&ADに続いて、もう一社―eラーニングプロバイダーであるライトワークス―の取締役に就任しました。また、日本の出版物に新たに2つのコラムを寄稿し(現在は6つのコラムを担当しています)、日本経済新聞の「Think!」企画の専門家コメンテーターを務めています。スタートアップの世界との関わりを続けている私は、500 Globalのメンターとなり、昨秋は台湾のスタートアップ企業と仕事をし、来春は日本市場に参入するグローバルなスタートアップ企業と仕事をする予定です。また、東京の昭和女子大学の客員教授にもなりました。

新年がどのようなものになるか予測するのは難しいですが、2022年にどのような課題があったとしても、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングのスタッフ一同、引き続き皆様をサポートしていきたいと思っています。

新年が皆様にとって安全で、健康で、穏やかなものでありますように。