コーチング

しかし、シニア・エグゼクティブは通常、クラスルームで開催されるような研修に参加する時間がないうえ、その種の研修に参加しても、このレベルの役職者特有の問題には対応できないかもしれません。しかも、多くの場合、シニア・エグゼクティブが対応すべき問題は、秘密裏に保つ必要があり、クラスルーム形式のセッションでオープンに話せる内容ではありません。

1対1のエグゼクティブ・コーチングは、企業のエグゼクティブが抱えている能力開発のニーズを満たすうえで効果的な手段です。的を絞ったコーチングのセッションは、多忙なエグゼクティブの時間を最も有効活用する方法と言えるでしょう。

コーチングのプロセスには、定型というのは存在しません。一人ひとり、また組織の置かれた状況によって異なります。ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングでは、エグゼクティブの有効性を高めると同時に、仕事から大きな満足感を得られるようにすることを目指します。典型的なコーチングの目標としては、次のようなものが考えられます。

• 多文化環境に即したリーダーシップのアプローチとコミュニケーション・スタイルを習得する
• 対人スキルを向上させる ― 相手への共感を示す、良好な人間関係を構築する、影響を及ぼす、周囲の人に意欲を起こさせる、プレゼンテーションする、不和を解決する、言いにくいことを伝えるなどのスキル開発
• 性格、スタイル、文化の違いが仕事上の関係に及ぼす影響に対して敏感になる
• 自信を付け、リーダーとしての存在感を高める
• 周囲の人のやる気と意欲を刺激し、エンゲージメントとコミットメントを引き出す
• チームメンバーとの間に信頼関係を構築し、共通の目的意識を生み出す
• ハイブリッドな文化の醸成と多文化のビジョンの確立をサポートする

弊社のエグゼクティブ・コーチは、広範な実務経験を有し、日本語力・英語力ともに非常に高いレベルにあります。ビジネススキルと対人スキルの両面を組み合わせて示しながら、クライアントの 成功を支えるため、真のコーチとして二人三脚で前進していきます。

経験豊富なコーチが、エグゼクティブの置かれた実務の状況を確実に理解したうえで、文化の違いに関する知見を共有します。エグゼクティブの具体的なニーズや興味に応じて、次のような側面でのさらなる能力開発もサポートします。

• リーダーシップ・スキルとマネジメント・スキルの強化
• 部下に対するコーチング、カウンセリング、評価のテクニックの向上
• プレゼンテーション・スキル、口頭コミュニケーション・スキルの向上
• 慎重な配慮を要する多文化の状況や対人関係の状況に対処するためのストラテジーの開発
• 新たに就任した役職で好スタートを切る方法