経営幹部分離支援

企業の将来のために、経営幹部層の一部と道を分かつ決断が求められる場面があります。ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングの『経営幹部分離支援』は、管理職・経営幹部の雇用終了(解任・解雇・合意退職を含む)に関わる難易度の高い意思決定と対話を、多文化環境の中で日本人駐在員が適切にリードし、組織への影響を最小化することを目的としたプログラムです。

弊社は日本企業の価値観・慣行への深い理解と、各国ローカル市場の知見を組み合わせ、品位・法令遵守・戦略的有効性を両立させた『尊厳ある分離』の実行を支援します。

(注:弊社のチームメンバーは弁護士ではないため、法的な助言は提供できません。私たちは御社の社内または外部の顧問弁護士と連携してプロジェクトを推進致します。)

包括的サービスフレームワーク

1.計画と準備

  • コミュニケーション戦略
    • 特定の経営幹部クラスの雇用終了に特化した詳細なコミュニケーション計画を策定し、必要に応じて複数の言語でスクリプトや話し方の準備をします。
    • 発表のタイミングに関する詳細なカレンダー作成も支援します。
    • 社内外への告知の『誰に・何を・いつ・どの順で』を設計します。
  • 文化的コーチング
    • 現地のコミュニケーション規範に関する文化的コーチングを提供し、困難な対話に臨む準備をします。
    • これにより、日本の企業価値観を維持しつつ、現地の透明性・説明責任の要件を満たすメッセージを伝えることができます。
  • 法令遵守
    • 法務および人事チームと連携し、複雑な法的要件を実務で使えるガイダンスに落とし込み、現地の法域に特化したリスク軽減戦略を策定します。
    • 退職対象者を選定するための基準が客観的かつ法的に防御可能となるよう設計・検証を支援します。
  • ベネフィット設計(退職条件)
    • 人事部門と協働し、現地の最低基準を満たす/上回るだけでなく、日本企業ならではの誠意を体現する退職金や移行支援パッケージの設計をサポートします。
    • 退職する従業員への継続的な配慮と、良好な関係を維持するための福利厚生の構築を支援します。

2. 実行支援

  • 現地でのリーダーシップコーチング
    • 社内人事リーダーと連携し、通知当日の現場にてリアルタイム支援を提供します。
    • このプロセス全体を通じて、文化的解釈やコミュニケーションコーチングを提供し、言語・文化の壁から生じ得る誤解や摩擦を最小化します。
  • 即時サポート
    • 即座に実用的なサポートを提供し、退職者が必要な情報源・外部リソースに円滑にアクセスできるよう支援します

3. 退職後(アフターケア)

  • 退職者の移行支援マネジメント
    • 退職する従業員への継続的なサポートとして、再就職支援(アウトプレースメント)やキャリア移行サービスを調整します。
    • 将来的なネットワーキングや採用機会を維持するため、可能な限り退職者との前向きな関係を維持できるよう支援します。
  • 残留チームの安定化
    • 残留メンバー向けのタウンホール/チームミーティングの設計・実施を支援し、不安の解消と信頼の再構築を図ります。
    • 多文化チームに向けた将来ビジョンの発信、業務再配分・役割再設計の対話を、文化的感受性をもってサポートします。
  • 継続サポート
    • 残留組織・社員のモラールとエンゲージメントをモニタリングし、必要に応じて表彰・成長機会等のプログラム設計を支援します。
  • 後任選定支援
    • 空席となるポジションの後任選定プロセスについても、弊社 が支援します。詳細は当社ウェブサイトの『役員選考サポート』ページをご参照ください。