JICについて

ロッシェル・カップ

ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングの創立者、ロッシェル・カップは、日本のビジネス文化と日本企業のグローバルな事業展開に関する専門家として知られています。コンサルティングのほか、著書や日本の主要メディアへの寄稿などを通じて、職場の文化摩擦の解消に寄与しています。

ロッシェルは、学生時代からデッサンや版画の趣味に打ち込み、ビジネス分野のキャリアを目指していました。当時右肩上がりだった日本経済と日本の美術に興味を引かれ、日本についてできるだけ多くを学ぼうと決意し、定評あるジョーデン・メソッドを実践するイエール大学の集中プログラムで日本語を学習した後、京都でビジネス・インターンシップを経験しました。

イエール大学で史学士号を取得し、東アジア研究ウィリアムズ賞を受賞して卒業した後、米国のコンサルティング会社に勤務しましたが、日本に戻ることを決め、日本の大手銀行に就職して本社で国際広報を担当しました。同行が急速にグローバル化していたことから、国境を越えて事業を拡大することに伴う人事管理の難しさをじかに観察することができました。MBA(経営学修士号)を取得するため米国に戻ったロッシェルは、日本の多国籍企業が抱える文化的な問題について研究し、このトピックで学術論文を発表し、2冊の書籍を執筆しました。この研究の間に、日本企業が世界の舞台でより効果的にビジネスを展開できるようになるためのサポートにニーズがあると感じ、1994年、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングを設立しました。

以来、ロッシェルは、事業の成長を率いて現在のグローバルなスケールへと成長させる一方で、多数のセミナーやチームビルディングのセッションを自ら提供してきました。最近では、講演者、教育者、著者、コラムニストとしても積極的に活動しています。

ロッシェルのプロフィール

ロッシェルの著書(英語および日本語

ロッシェルの講演の例(英語および日本語)

ロッシェルの連載:
朝日新聞
日経産業新聞
ニューズウィーク日本版
ジャパンタイムズ